前回・前々回のコラムではクラウドのコストと品質に関する注意点をご紹介しました。


今回は柔軟性と拡張性に関する注意点をご紹介したいと思います。

柔軟性

クラウドはサービス同士が連携しやすいように出来ているので、柔軟性が非常に高いと言えます。

しかし、クラウドに無い商材を使いたい場合、クラウドのメリットは減少します。

全体的にクラウドのメリットの恩恵を受けやすい構成にしていても、1つクラウドに無い商材を使うことで、クラウドのメリットの恩恵が大きく低下してしまうことがあるため、注意が必要です。


拡張性

クラウドのスケーラビリティについては、クラウドは迅速なスケールが可能であるため、オンプレミスとは比較にならない利点があります。

しかもPaaSではリソース増加も簡単にできるため、更にその恩恵は大きいと言えます。


しかし、環境をスケールするということは一時的にせよ、それだけコストもかかります。

例えば、通常にピークが10tpsだとして何らかの理由で15tpsのアクセスが来たとします。

最初から15tpsさばける環境を準備しておく選択肢と、普段は10tpsのサーバを利用しておいて15tpsきたらその環境に増強する方法があります。

これらの方法はそれぞれメリット・デメリットがあるため、自社に合った方法を選択する必要があります。