システム仕様をデジタル化する「XERV」

世界で始めてあらゆるシステム仕様を構造化してデジタル化することに成功したイノベーション

システム仕様はあらゆる種類のデータを扱う必要があり、その構造は大変複雑です。この構造間の関係を解明し、科学的に定義する(つあり数式化する)ことはこれまで誰も出来ませんでしたし、そもそも研究もあまりされてきませんでした。しかし、この難題に取り組み6年の研究期間と2年の開発期間を経て、世界で始めてシステム仕様の関係を数式化することに成功し、と同時にこれをデジタル化することに成功しました。
この数式は美しくシンプルで、全てのシステムに関する仕様を表現できるものです。アプリケーション仕様、インフラ仕様、セキュリティ仕様、システム以外を含む業務フロー、インシデント管理や障害管理などのシステム運用、外部インターフェース仕様などありとあらゆるシステム仕様を構造的に定義出来、有機的に関係付けることが可能です。

 

※上記は一部今後デジタル化(SaaS化)するものも含んでいます。

アナログ管理が生んできた多くの課題

システム仕様の構造が複雑であることに起因して、企業のシステムはブラックボックス化しています。ブラックボックス化は大企業の数千憶円もかけるような基幹システムでのみ発生する話ではなく、数千万円規模の小規模のシステムでも発生することはあります。つまり日本の殆どの会社が取り組むべき課題であり、このブラックボックス化は経産省やJUASなどで再三警鐘がなされています。今やブラックボックス化はIT産業いえ日本の産業全体にとっての課題の真因と言えます。

 

DXを加速するするために

DXというと変革(トランスフォーメーション)というイメージから非連続なビジネスモデルの変革であり、日々の業務の改善からくるものではないというイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、DXとは社会や組織・ビジネスの仕組みそのものを変革することであり、必ずしも非連続な変革のみがその対象である訳ではありません。むしろ、自身の強みやこれまでの蓄積をいかしつつ、徐々にKAIZENを積み重ねて振り返ってみたらDXにになっていたという形が大多数出るはずです。そこで、重要なのが、KAIZENするためのプロセスです。KAIZENで最も重要であり、最初にやるべきは現状把握です。前述したようにシステムがブラックボックス化しているとKAIZENするにも調査から入り、対応が遅くなります。更に全体を常に俯瞰してみたり、日ごろから問題点の探求が出来ないなので、KAIZENするためのネタも出てきにくい状況になります。
「XERV」は全ての仕様を構造化して見える化するため、現状把握が可能なります。KAIZENの一歩は現状把握から、DXはKAIZENの積み重ねから。